LOUIS VUITTON

1854年にルイ・ヴィトンがパリのカプシーヌ通りに旅行用のトランクの専門店を開いたのが始まりです。現在は、世界最大級の多業種複合企業体 LVMH (モエヘネシー・ルイ ヴィトン)の中核ブランドとしてだけではなく、ラグジュアリーブランドとしての単体の売上高でも世界一です。 ライセンス販売やセカンドラインのない、唯一絶対ともいえるルイ・ヴィトンだからこそ、価値あるブランドとして創業から150年以上も経っていますが、いまだに人気の衰えないブランドの一つとなっています。

そんなルイ・ヴィトンはブランドのコンセプトにもなっている「旅」に関するアイテムが定番になっている印象を受けます。

こちらでは少しではありますが、定番や人気アイテムをご紹介したいと思います。

キーポル

キーポルは1924年に発表された旅行用のボストンバッグです。
使用しないときは折りたたんでスーツケースに収納できるのが特徴です。
1930年にはショルダーストラップを付けた「バンドリエール」が発表されました。

スピーディ

キーポルのデザインを元に作られたバッグです。
当時は自動車での移動が主流になりつつあったことから、助手席に置けるバッグとして誕生しました。そのため、日常使いしやすいサイズ展開になっています。内側にポケットが一つあるだけのシンプルなデザインのバッグです。

アルマ

現在のアーチ型のフォルムのアルマは1992年に誕生しました。
そして、ハンドバッグとショルダーバッグの2wayタイプのアルマBBも登場しました。
30年以上経った今でも、様々な素材、カラーバリエーションが登場し、常に時代にあったバリエーションが作られています。

オンザゴー

2019年に登場し、瞬く間に話題となったカチッとしたデザインのバッグです。
1968年に発表された「サック・プラ」から着想を得たバッグです。
サイズ展開や様々なラインも増えたため、人気が落ちないバッグとなっているようです。

ネヴァーフル

2007年に発表され現在も発売され続けているアイコンアイテムとなっています。
シンプルなデザインと、圧倒的な軽さで爆発的な人気となりました。 バッグが軽いため、物をたくさん持ち歩く方におすすめのバッグです。

カプシーヌ

2013年に発表されたバッグで、ルイ・ヴィトンが初めて店舗を構えたパリの「カプシーヌ通り」がその名の由来です。
シンプルな台形のデザインと、開口部のLVのシグネチャーがエレガントな印象を与えています。外見はシンプルですが、内側はポケットなどが充実していて機能的な一面もあります。 フェミニンでミニマルなデザインは多くの女性から支持を得ているのではないでしょうか。

サック・プラ

1968年に発売されたトートバッグです。
収納力のある縦長のデザインが特徴的です。A4サイズの書類も楽に収納できますし、ノートPCを持ち運ぶのにも便利なことから、ビジネスシーンで活躍できるバッグといえます。

ノエ

1932年にフランスのシャンパン製造業者から依頼されて、耐久性に優れたシャンパンボトルを入れるバッグとして誕生しました。
巾着バッグブームの火付け役となったバッグです。収納口の革紐を締めることで生まれる、プリーツも魅力の一つとなっています。